アクリル花器の特徴と可能性

花器の素材としてオススメなアクリル

アクリル花器の特徴と可能性 生花を長く鑑賞するために必須なのが花瓶や一輪挿しなどの花器です。
花器といえば、代表的な素材がガラス、次に陶器でしょう。
ガラスや陶器の花器は、水を注いでも安定するほどの重量感が備わっているうえに、細工や模様によって生花をより際立たせる役割も担っています。
しかし、不注意による破損も多く、気兼ねなく使い続けるのは難しい面もあります。
そこで、オススメしたいのがアクリル製の花器です。
アクリル製花器の特徴は、何と言っても『強度』でしょう。
アクリルは、ガラスと比較すると10〜15倍の強度を持っており、不意の落下でも破損する危険は少ないです。
気兼ねなく生花を生けて鑑賞することができます。
万が一破損した場合でも、ガラスのように破片が大きく飛散する心配はないため、安全面でも優れているといえます。

アクリル花器が持つ可能性

アクリル花器が持つ可能性 アクリル製花器の特徴は強度だけではなく、透明度も優れています。
物質が光を通す量を示す数値として光線透過率というものがあり、一般的にガラスの光線透過率は約90%であるのに対し、アクリルは約93%です。
同じ厚みであれば、アクリルはガラスよりも多くの光を通すということができます。
窓辺に置いて自然の太陽光を取り込んだり、室内のライティングで照らしたり、アクリル製花器は豊かに光を取り込んでくれます。
アクリルは切断、穴あけ、接着、熱による曲げが容易な素材で、レーザーによる彫刻も可能です。
アクリルの透明度の高さと加工性の高さを活かせば、四角柱の花器の下部は蓄えた水に光が差し込むように装飾をせず、水に影響しない上部はレーザーによって、切り取り模様を施す花器を創り出せます。
オーダーでアクリル製花器を作成すれば、既製品のサイズにはないものや、カラーのアクリル板を使用したカラフルなものや、レーザー加工によって模様を彫刻したものなど、オリジナリティにあふれたアクリル製花器が実現可能です。
アクリルには、作り手側が「こんな花器が作れます」と提案するのではなく、使い手側が「こんな花器が欲しい」と思い描いたイメージを形として実現することができます。

一覧に戻る»

アクリルディスプレイやアクリル製品に関するお問い合わせはこちら