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アクリルを知ろう! ~樹脂って何?~

天然樹脂と合成樹脂の違い

天然樹脂と合成樹脂の違い樹脂を利用すれば、様々な製品を作り出すことができます。
樹脂は、もともとはその名の通り植物が分泌する物質のことで、
揮発性がなく個体状の物質、もしくは半個体状の物質を指します。
この物質を分泌する植物として代表的なものに、松の木があります。
松の木から分泌される樹脂は、特に松脂(まつやに)という名で知られています。
松脂は主にロジンとテレビン油という成分から成り立っています。
松脂に含まれているこれらの成分は、分泌する松の種類によって、
ロジン、テレビン油それぞれに含有率の高いものがあります。
松脂は主に、合成ゴムのための乳化剤や、
接着剤などを作るための材料として利用されています。
また独特の香りがあるため、香料としても利用されています。
そうした樹木から採取できる天然素材である天然樹脂がある一方で、
科学技術の発展によって天然のものと同じような性質を持つものを、
化学的に合成することによっても作ることが可能になりました。
このようなものを、一般的に合成樹脂と呼んでいます。
天然のものと合成のものは、化学的には全く異なる成分ですが、
非常に良く似た性質を持っているので、
同じような用途に利用される場合があります。

アクリル樹脂の特性とは

アクリル樹脂の特性とはアクリル樹脂は、合成樹脂の一つの形態として開発されたものです。
この物質は、メタクリル酸エステルまたはアクリル酸エステルの重合体です。
前者のものはアクリル酸やアルコールなどの成分からなるエステルです。
エステルは、ヒドロキシル基を含むアルコール、
もしくはフェノールのような化合物から作られるものです。
有機酸もしくは無機酸のオキソ酸と、上記のものが縮合反応を起こすことで、
アクリル樹脂が作られます。
非晶質で透明性が高く、透き通っているのがこの物質の特徴です。
アクリル樹脂に分類されるものの中でも、
特に透明度が高いものとして知られているのがポリメタクリル酸メチル樹脂で、
アクリルガラスと呼ばれているものはこの物質から作られた素材を指します。
透明性だけでなく屈折率も高いことから、ガラスの代用品としても使用されますが、
耐久性はむしろガラスよりも優れているので、幅広いシーンで活用できると言えます。
水圧に耐える強さと透明度の高さという特性は、
大きな水圧がかかる水族館の水槽にも利用されていることでも証明されています。
過酷な自然環境にも強いので、外に置くものを作るときにも向いています。

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