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プラスチックはこうして生まれた

第二次大戦前までの概要

ドイツではじめて発見されたプラスチックの成分は、
つながった鎖状の分子、「高分子」でできています。
高分子は、弾力を持つ直線の硬い分子に別けられます。
プラスチックが発見されるまでは、
カイガラムシという昆虫から採取した成分を、工業製品原料として使っていました。
シェラックと呼ばれるこの樹脂は、塩化ビニールが出来るまでは、
レコード盤を作る際に原料として使われていました。
第二次大戦前までの概要シェラックはアルコール性の化学品にのみ反応して溶解します。
その後、化成品としてのプラスチックがフランスやドイツで開発されました。
半合成プラスチックのセルロイドは、ビリヤードの玉を作る際に使われました。
さらに映画用のフィルムなど、様々な製品に使われました。
ドイツで発明されたフェノール樹脂を、アメリカが工業化して、
カメラや電話機など精密機器の部品の材料に用いてきました。
日本でも生産されたプラスチックは、第二次大戦前には人工の絹糸と並んで、
世界のトップレベルの地位を占めていました。
やがて登場したポリスチレンは、熱で形を変えられ、
近年では日用品や建築材料などに広く使われています。
そしてナイロンが発明されると、女性用ストッキングや、ギターの弦、
釣糸などにも使用されるようになりました。

第二次大戦後そして現在の概要

第二次大戦後そして現在の概要第二次大戦後、戦争に使われていた物資が一般に開放され、
プラスチックや合成ゴム、合成繊維が人々の生活に登場してきました。
合成ゴムは粘着性が高いため、その成分は接着剤としても使われます。
加工製品にする際は、樹脂に混ぜて使用するとひび割れを防いだり、
油の粘着性を上げ、油が劣化するのを抑える働きをします。
合成ゴムは、シーリング材などで気体を注入する使い方にも適しています。
絶縁性が高いので電力関連の用途にも使用されます。
衝撃吸収力にも優れています。
かつての人工樹脂とは、ビニールの名で知られるポリ塩化ビニルをはじめ、
ポリエチレン、ポリスチレン、フェノール樹脂などです。
昭和30年代になると、石油化学コンビナートブームを迎え、
総合化学工業が誕生しました。
そこではポリエチレンをはじめ、様々なプラスチックが生産され、
人々の衣服や住環境へ深く浸透していきました。
第二次大戦後そして現在の概要その後も、コンビナートは巨大化し、日々変化しながら今の繁栄につながっています。
そして現在では、錆や腐食に強く、耐久性に優れたものができるようになりました。
また、熱を伝えにくい断熱材としても大きく力を発揮するなど、
様々に使われるようになったのです。

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